Interview先輩インタビュー

人も制度も。仕事環境が入社の決め手

入社のきっかけや、決め手はありますか?

  • 齋藤
    大学で電気電子工学を学んでいたので、その知識を活かせる仕事に就きたいと思い、そこを軸に就職活動を行っていました。さまざまな就活イベントに参加する中で、グループに分かれてディスカッションを行い、企業の方がその様子をみて気になる学生に声をかけるという形式のイベントがあり、そこでTBMの方に声をかけていただいたことが応募のきっかけです。その後の面接では、面接官の方と私がお互いにラーメン好きということもあり、ラーメンの話で盛り上がって。「面接でこんなにもプライベートな話ができるのってすごい、こんな方がいらっしゃる環境だと居心地もいいのだろうな」と感じたことが、入社の決め手の一つになりました。
  • 尾作
    私は専門学校での出会いがきっかけです。そこは実習などが組み込まれたカリキュラムのもと在学中に資格取得を目指す学校だったのですが、学校のOBとTBMの方に繋がりがあり、その縁でお話を伺う機会がありました。仕事についてお聞きしたところ、オンとオフをきっちり分けていらっしゃる点が印象的でした。さらに、技能面のサポートが豊富で資格取得が給与に反映される制度があるなど、仕事が頑張りやすい環境であることにも非常に魅力を感じ、それが入社の決め手となりました。

入社前に、何か資格は持っていましたか?

  • 齋藤
    大学在学時はプライベート重視だったので資格は取得していませんでした。入社してから、本格的に資格の勉強をはじめ、電気関係だけでなくボイラーや危険物取り扱い等、いくつか資格を取得しています。電気工事士の資格の勉強では、大学で学んだことがとても活かされました。
  • 尾作
    私は、もともと工業高校出身で電気工事士2種は持っていたのですが、卒業までに1種の筆記と実務試験には合格しました。あとは実務を経験すれば免許をもらえる段階になっています。

愉快な同期と月一みっちり研修

入社してからの教育制度はいかがでしたか?

  • 齋藤
    1年目は毎月研修があり、配属先で日々の業務を教わりながら月に数日は研修所で座学や設備を使って「こう動かすとこうなりますよ」といったことを学びました。実際のビルと同じ(または類似の)設備を使って作業や不具合を体験できるのは強く記憶に残り、何にも代え難い貴重な経験となりました。研修は総じて面白く、受ける側が楽しめる研修は本当に素晴らしいと思います。
  • 尾作
    確かに。自分の配属先にはない設備に初めて触れられるだけでなく、同期から他の事業所の話を聞くこともできて、とても楽しく学びの多い研修でした。
  • 齋藤
    同期は18歳から26歳までと年齢層も幅広く、面白い人ばかりで、とても良い経験になったよね。

広く、深く。事業所かわれば仕事もかわる

現在はどのような仕事をしていますか?

  • 尾作
    大規模ビルのメンテナンスをしています。いくつかの班に分かれていて、私は消防班に配属されています。基本的には仕事の割り振りがありますが、他の班とも一緒に動いていて、設備の不具合や異常値が出ていないかなど、ひと通りの巡回・巡視を行います。
  • 齋藤
    どんな班があるの?
  • 尾作
    設備、消防、建築、空調、給排水、衛生、電気班かな。
  • 齋藤
    そうなんだ。私が所属するBACSセンターは特定のビルに常駐するのではなく、小規模なビルと契約を結び、各ビルを巡回したり、要請を受けた時に出動したりする部署なのですが、大規模ビルでは班に分かれて行う点検を一回の点検でまとめて行います。契約しているビルは東京で160くらいあるので、「ブレーカーが落ちた」「水漏れした」など困りごとの電話がひっきりなしにかかってきます。
  • 尾作
    160もあるの?!
  • 齋藤
    担当は決まっているけどね。車で担当物件を巡回する日と、オンコールといってセンターで電話をうける日があって、宿直の日もあります。水漏れや空調のエラーなど専門の方を呼ばなければいけないような不具合が起きたときには、協力会社の方に連絡します。
  • 尾作
    私の事業所のように規模が大きいと、例えば水漏れが起こると下のフロアまで被害が広がってしまわないよう迅速に対応しないといけません。また、地下に飲食店が入っているので消防関連には特に気を使いますね。いわゆるダメージコントロールといいますか、被害が甚大にならないように前もって訓練をしています。
  • 齋藤
    ダメージコントロールって初めて聞いた!以前、大規模ビルへ見学に行った時、設備の大きさと数の多さに驚いたのですが、事業所が違うと同じビルメンテナンスとはいえ「別の会社?」と思うくらい現場の仕事が違います。奥が深いし、事業の幅も広い。
  • 尾作
    大規模ビルやBACSセンター以外にもメガソーラーやデータセンターなどもありますしね。
  • 齋藤
    マンションやコーポみたいな一般家庭の管理もあるよ。
  • 尾作
    えっ、一般家庭?
  • 齋藤
    そう、あるある。

入社前と入社後、ギャップを感じることはありましたか?

  • 齋藤
    移動手段が車なことですかね。入社前は、車でいろいろなところに出かけていくイメージはなかったので。特定のビルに常駐して、そのビルについて詳しくなっていくような仕事を想定していました。
  • 尾作
    それは私も思いました。ビル管理する上で移動が必要とは全く思わなかったです。
  • 齋藤
    あともう一つのギャップは、仕事が自分達のみで完結できるというイメージでしたが、実際は、テナントさんや工事をお願いする会社さんなど、いろんな方々の協力を踏まえなければ、仕事が進んでいかないということです。
  • 尾作
    メールにしろ電話にしろ、結構頻繁にやりとりが必要になるよね。

オンとオフの切り替えはどうしていますか?

  • 尾作
    私は、建物を出たら完全にオフになります。一方で、たとえタイムカードを押した後でも「ブレーカー落ちました!助けてください」と言われれば、スイッチを入れて現場に向かいます。休みは平日が多いので、役所関係や病院関係は空いていて、有意義に時間を使えています。
  • 齋藤
    あと、土日出勤は通勤電車が空いていて良いよね!

ちいさなステップでも積み重ねて大きな成長に

仕事を始めて成長したなと思う部分や、やりがいはどんなところでしょうか?

  • 尾作
    これ!という象徴的な出来事があったわけではないですが、巡回で普段と様子の違う設備に気づけて、不具合に対応し解決できた時に、一つレベルがあがったなと思います。
    対外折衝も、はじめは得意ではないと思っていたのですが、回を重ねるごとに滞りなく進められるようになってきて、自分なりに成長を感じています。
  • 齋藤
    私は、1年前にできなかったことが今できるようになったことですかね。たとえそれが誰にでもできることであっても、去年の自分よりは確実に成長できていると思えますし。
    あと、私は学生時代に塾講師を経験していて、若年層の方とのコミュニケーションには慣れていましたが、成人以上の年齢層とのコミュニケーションには正直不安がありました。ですが、幅広い年齢層の方々と仕事をしていく中で「年齢は関係ない」と実感できたことも大きな成長ポイントだと思っています。
  • 尾作
    人は人だと。
  • 齋藤
    そうだね。
    仕事のやりがいという点では、こちらが仕事として当たり前にしていることでも感謝してくれる人がいたりするので、「やっていてよかった」と思いますね。
  • 尾作
    やはり誰かのためになっていると思うと頑張れるよね。

足元を固めてから見える先のこと

資格取得や部署異動など今後のキャリアプランは、どのように考えていますか?

  • 齋藤
    今の仕事の領域はオールラウンダーなので、仕事に飽きることはありません。常に新しいことを学べるので、しばらくは現事業所にいられたらと思っています。職場の雰囲気も良いですしね。
  • 尾作
    私の事業所も実は風通しがいいんです(笑)。先輩や周囲にわからないことを気軽に聞ける環境なので、向上心がある人には過ごしやすいと思います。私もまずは今の職場でいろいろなことを吸収し、どこにいっても活躍できるスキルをしっかり身につけたいと考えています。
  • 齋藤
    取りたい資格もいろいろあるのですが、まずは取らなければならない資格の取得を頑張ります。ゆくゆくは、取得が難しいと言われている電験2種を取得し、メガソーラー発電所などの勤務も視野に入れていきたいと考えています。
  • 尾作
    資格を取れば業務も広がりますしね。所長クラスになると大方の資格は取得されているので、私もそれに続いていければと思います。

知識欲や探求心が満たされ、かつ「誰かのため」を実現できる

仕事の魅力はどのようなところにありますか?また、どんな人に向いていると思いますか?

  • 齋藤
    資格取得に対するサポートもあるので、探究心のある方には向いていると思います。取得した資格によって配属先が決まるということもないので、一定の資格を取得したら自分の学びたい領域を広げていくことができますし。
  • 尾作
    ビルメンテナンスの現場には厳しい部分もありますが、人のためになる仕事であるという点は大きな魅力だと思います。
  • 齋藤
    確かに「誰かのために仕事をしたい」人には絶対向いている仕事ですね。
  • 尾作
    あと、体を動かしたい人にも向いていると思います。デスクワークもありますが、割合としては体を動かしている時間の方が多いので。
  • 齋藤
    人と話すことが好きな人にも向いていると思います。
    まとめると、探究心があり、誰かのために仕事がしたくて、体力があって、コミュニケーションとることが好きな人に向いている仕事ですね!
  • 尾作
    ビルメンテンナンスの経験のない方も心配なく来てほしいですね。

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