駐車場設備
駐車場の一部を平面化でメンテナンス費削減へ
- 施工前
- 施工後
- エリア埼玉県新座市
- 設備立体駐車設備 地上横行昇降式 4連4段×1基(13台収容)
- 施工内容駐車設備解体撤去、グレーチング新設
- 施工年2022年1月
ご相談内容
現地は新座市の住宅街にあるマンション。敷地には地上式駐⾞場が多数設置しておりましたが、駐⾞場契約者の減少からメンテナンス費削減のため⼀部平⾯化したいとのご要望でした。既存機械式駐⾞場は2階、3階に⾼さ制限があり、全⾼がある⾞は⼊庫出来ない事も契約者減少の要因になっているようです。
既存機械式駐車場は経年劣化が進み、近々更新が必要な時期であるため、長期修繕計画を見直した結果、平面化のご相談をいただきました。
提案と施工内容
立体駐⾞設備と付属するルーバーパネル(目隠し)の撤去
機械式駐車設備を入れ替える場合は、新しい設備に合わせてルーバーパネルも⼊替しなければなりませんが、平⾯化することにより近隣から⾒える心配がなくなったため、撤去することになりました。景観の圧迫感がなくなりスッキリした印象になったことに加え、⻑期修繕計画的に見ても、かなりの費⽤削減となりました。
排水計画でのグレーチング新設
既存機械式駐⾞場の⼟間には溝があり、中央付近に釜場及び排⽔ポンプが設置されていました。平面化に伴い排水ポンプは撤去、溝は排水路として残すことにしましたが、溝をそのままにしておくと躓く危険性があるため、溝の上にはグレーチングを設置するよう計画しました。また、ハイヒール等が挟まらないようグレーチングは⽬が細いものを採用し、ご利⽤者様の安全性を確保致しました。
施工後の
お客様の声
メンテナンスコストを圧縮することを目標として施工をお願いしましたが、同時に、平面化工事後の排水計画からグレーチングを新設して頂き、非常に満足しています。さらに施工が終わって実感した、もうひとつの成果がありました。それは駐車場の景観性が良くなったこと。経年劣化した機械式駐車設備がなくなり、駐車場内がすっきりとして、利用者にも評判がよくなりました。